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社畜女のシンデレラストーリー ≪ONE PIECE≫

第26章 不器用な男



その後、秘書を含めた7人でカタクリと椿姫の今後を考えた。

題して

"私の心は貴方のもの これからずっと一緒よ♡ ラブラブ大作戦”

というテーマのもと、様々な事柄に対しての対策を立てていった。

ちなみに、この恥ずかしいタイトルを考えたのは女性陣である、秘書 中山とブリュレとスムージーがノリノリで考えたのだ。


そして、この話が終わると気が付けば2時間以上話をしていたことに気付き、その日の仕事を終わっていたカタクリが慌てて椿姫のいるホテルに向かった。


カタクリを見送った7人は―――


ブ「お兄ちゃんたちうまくいくと良いわね。」

オ「さすがに、大丈夫なんじゃないのか?」

ダ「あんなに言ったんだ。

アイツがヘマするかよ。」

モ「完璧主義者な兄貴なら、心配はいらないと思うが・・・」

ス「だが、昨日までの状況を考えると、何かやらかしても無理ない気がするな。」

ぺ「ラブラブ大作戦と言っても、ほとんど注意事項ぐらいで、あとは妄想劇場だったな。ペロリン♪笑

今までの椿姫とのやり取りを見ると、どうなることやらだな?」

秘書「まぁ、もし大変なことをやらかしたりしたら・・・

私がキツく〆てさし上げますから、ご安心を。(ニッコリ)」

ぺ「中山は相変わらず、笑顔がこえぇな。ペロリン♪」

秘書「お褒めの言葉、どうもありがとうございます。」

ダ「・・・お前は良いのか?

カタクリと椿姫がこのままくっついても。」

秘書「何を勘違いしているんですか?

私は社長に恋愛感情なんてございませんよ。
寧ろタイプじゃありません。

というか、私は男より女の子の方が好きなんです。

男なんて、ただ汚らわしいだけ。
仕事や遊びは良いのですが、恋愛感情なんて持てないんです。」

ダ「そうか?

てっきり、カタクリには別の感情があると思っていたが?」

秘書「社長にはただ、尊敬しています。

あの人の仕事に向き合う姿勢と対応は、こちらも驚くことばかりで・・・」

オ「女が良いのなら、逆に椿姫が心配なんじゃないのか?」

秘書「凄く心配ですよ?

ですが・・・社長と一緒になる事で國生さんが幸せになるなら、本望です。」

ブ「中山も、色々あるのね。」

カタクリのいなくなった社長室でそんな会話をしていたのだった。

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