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社畜女のシンデレラストーリー ≪ONE PIECE≫

第25章 旅たち



カ「あぁ、そうだ。

あの時に用意したドレスと靴等は、全て俺が選んだ。
椿姫のためにな。」

『・・・確か・・・何着かあったような...』

カ「その時のお前の1番似合うドレスにしてほしかったからな。

様々な種類を用意した。
うちにはサイズの目利きのヤツもいる。
サイズピッタリだっただろう?」

『・・・しばらく会っていなかったのに、よくわかりましたね。

本当にサイズピッタリだったし、キレイに見える作りでしたね。』

カ「接客コンテストの受付のときに、ひそかに見てもらっていたんだ。
そこから用意した全てのドレスの調整をした。

だから、あの時のドレスは全てお前用にあつらえた。
椿姫のためのドレスでプレゼントするつもりだった。

まぁ、俺もお前用だと言うのを忘れていたからな。
次の日、部屋に一式置いて帰っただろう?

あのドレスも含めて全て、俺の家に保管している。」

『・・・当日の朝に私のサイズをはたから見てわかったの?

そこから調節したの?

・・・あのドレスも全部って・・・まさか、お高いドレス・・・そういえば、ドレスの肌触り最高だった!

という事は、素材にもこだわった高級ドレス・・・(白目)』

カ「当たり前だ。椿姫に関する物など、全て最高級のものをそろえる。

何度も言っているだろう?
"椿姫にかかる金など、惜しくない。

いくらでも出してやる。
俺の全財産お前にかけても良い。"

とな。
だから、ここでも甘えろ。良いな?」

『うっ・・・はい。』

カ「また明日仕事が終わり次第来る。

それまでは自由にしてて良い。
清掃は明日は入らないように手配してるから、部屋で休息してても問題ない。」

『はい。分かりました。じゃあ、部屋でゆっくりしてますね。』

カ「何か食べたいものがあったらフロントへ連絡しろ。

サービスで用意して貰えるからな。」

カタクリは会話を終了させると、そそくさと帰って行った。
部屋を出るのを椿姫は見送り、1人部屋で考える。

『せっかく付き合えたのに、何か淡白じゃない?
えっ?普通はイチャイチャとかするでしょ?ハグとかさ。

私がおかしいのかな?
えっ?!本当に付き合うことになったんだよね?』

カタクリの対応に戸惑う椿姫だった。


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