社畜女のシンデレラストーリー ≪ONE PIECE≫
第20章 姉の策略
正面にいる男が段々胸からお腹、腰へと徐々に下に手を進める。
「こっちも良いケツしてんなー。
良い感じのムッチリ加減。叩きたくなるぐれぇのな。」
男は椿姫の尻をジーパン越しで揉み始めた。
『んんっ・・・ふやっ!』
ずっと椿姫は抵抗を続けるが、手足が拘束されているため、まともな抵抗など皆無だった。
「さーて、ココはどうなってるかな?」
正面の男が椿姫の股をひと撫でしたあと、椿姫のジーパンに手をかけて、ボタンを外して、チャックを下げた。
そして、ジーパンを脱がそうとする。
その事に椿姫は顔を更に青くさせると、必死で叫んだ。
『いやー!やめてー!・・・それ以上はっ・・・いやっ!』
パシンッ
男がその叫び声にキレて、椿姫の頬を叩いたのだ。
「いい加減うるせぇよ。
そんなに叫んだところで、助けなんてこねぇし、どうなる事もねぇ。」
「こんな、周りに何も無い所じゃ、必死に叫んでも、誰も気付きはしねぇよ。」
「諦めるこったな。」
男に引っぱたかれたことと男たちの言った言葉により、椿姫は自分の置かれている状況を思い出した。
『(そうだ・・・私は家族に売られたんだ。
私には、助けてくれる人なんて、いないんだ。
叫んでも無駄・・・
結局、身体を売らなきゃいけないんだ。
・・・あぁ、こんな事になるなら、無理にでもカタクリさんにお願いして、初めてを捧げたら良かったな。
それなら、なんの未練も無かった・・・カタクリさん・・・)』
両側の男は椿姫の胸に顔を寄せ、乳首を舐めようとし、正面の男が椿姫のジーパンを少し下げて、椿姫の股へ手を伸ばしショーツ越しで椿姫のアソコに触れた。
その時。
「待ちやがれ!」
地下にある男たちが侵入してきた。
「・・・誰だ?おめぇ。」
ベ「椿姫嬢を離しやがれ。」
突然椿姫の名を呼ばれ、男たちは椿姫から一旦離れた。
椿姫はうつ伏せになるように、前から身体が倒れ込んだ。
倒れた後に椿姫は顔だけを上げて、自分の名を呼んだ相手を見たが、
『・・・誰?』
椿姫にとっては会ったことの無い、知らない顔がそこにいたのだ。