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社畜女のシンデレラストーリー ≪ONE PIECE≫

第3章 飲み会という名の暴露大会



イオン杜丘店での店舗査定が終わり、シャーロット社長兄弟が退店して行って早3時間。
間もなく20時のクローズ時間を迎えようとしていた。

『ありがとうございましたー。
(さーて、これで接客は終わりかな?
い、ま、の、じ、か、ん、は、、、19時42分。。。うーんちょっと早いけど落ち着いてきたし、誰か早い人あげようかな?
何故か今日のシフト分厚いから〜。
つ〜ぎ〜は〜だぁれぇがぁ〜あーがーりーかーなー?...)』

椿姫がシフトの確認をしに裏方へ行こうとする前に、
とある人物が店内に入ってきた。

?「んっふふふ♡
椿姫ちゃぁ〜ん♪迎えに来たわよぉ〜♪
もぅ、落ち着いて来たでしょ〜?
もう上がって、一緒に行くゎよぉ♡」

『ん?....あ、彰子ママ!どーしたんですか?
迎えに来たって何?私あと1時間は仕事なんですけど、、、』

そこに来たのは彰子ママこと、メインドーナツ駅前店のオネエ店長、大野 彰である。本人は”彰(あきら)”という男らしい名前が気に入らないので、少しでも可愛くなるようにと、”彰子(あきこ)”と言っている。
互いの仕事中は上司や部下という区切りを付けたいために、椿姫はちゃんと店長と呼んでいるが、どちらかが休憩や、勤務外だったら愛称で呼ぶようするというのがルールだ。
”彰子ママ”というのは駅前店の店長だからという意味もあり、しっくりくるので、みんなそう呼んでいる。

彰「なーによー!あんた今日は何の日か知らないの?
っていうか、翔ちゃんから聞いてるのよ!
”椿姫ちゃんは今日は20時までにしてるから。あとシフトも厚めにしたから、間に合う様に早めに上げれる様なシフト組んだから”って
っていうか、あんた自分の今日の勤務時間ちゃんと確認してないの?」

ちなみに彰子ママの言う”翔ちゃん”とはメインドーナツ杜丘店のあのヘタレ鈍感店長である、長谷川 翔だ。

余談であるが、あれでも結婚して子供2人いて、育児にも積極的のようだ。
しかし、あのヘタレで鈍感店長。実は離婚危機に陥っていること(奥さん曰く、今はそれをやって欲しいんじゃないんだよ!子供のこと何を分かってるの?そうじゃないんだよ!もう、ありえないと日々冷めていっているらしい)を本人は気付いておらず、「いつでもラブラブ夫婦だ!」と堂々と言っている、鈍感王である。

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