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社畜女のシンデレラストーリー ≪ONE PIECE≫

第18章 過去1番の男



数日後、椿姫は近藤と面談をしていた。

近藤「まずは、接客コンテスト、最優秀賞受賞おめでとう。

(本当に取るとは思わなかったな)」

『ありがとうございます。』

近藤「あの電話の後、小林さんから受賞式の写真とか送られてきた。

そして、昨日本社の連絡用ホームページにコンテストの動画が掲載されていたから全部見たよ。

あれは確かに最優秀賞だろうね。
(スタンディングオベーションならどう転んでも、絶対最優秀賞だもんな。)」

『私も見ましたけど、あんな感じだったんですね。

やってるときの記憶が全くないので、あれが本当に自分とは信じ難いですね。』

近藤「・・・覚えてない?全く?」

『はい。全く。真っ白でした、頭の中。』

近藤「(無意識か?頭が空でもあんな接客が出来るとは・・・

これは尚更離すのは惜しいな。)

オホンッ。ところで、接客コンテストの後に言った話を、今回しようと思ってこの場を設けた。」

『はい。今後についてですね?』

近藤「あぁ。給料の改定と、役職も少し変えようと思ってね。

これが、今後の君のこれからの給料だ。

それと、勤務体制も変える。」

近藤は鞄から用紙を取り出し、椿姫の目の前に置く。
椿姫は置かれた用紙に目を通す。

近藤「基本給は今までの1.5倍だ。
固定残業手当もそのくらい上げた。」

『この役職手当が3万なのは?』

近藤「今、SVとしてやっているだろう?

それを、今度はマネージャーになって欲しくて、役職手当も上げた。もちろんそれにかかる交通費もだ。

時々、うちの本社の方の店舗にも入って貰おうかと思ってな。
もちろん、会議にも出てもらうぞ。
毎回じゃなくていいが、どうだ?」

『・・・勤務体制というのは?』

近藤「1日1店舗にする。

と言っても、曜日で毎でどの店舗に行くかにしようと話があるんだ。

まぁ、その曜日に余裕があるなら、本社のあたりの店舗に行って貰うことにもなってるんだけどね。

休みは週に1、2日。繁忙期とかにもよるけど。」

『ふーん。今までよりも随分対応の良いものですね。』

近藤「まぁ、そりゃあ、ね。國生さん頑張っているから。(メインドーナツ本社が、本格的に調査に入ってるらしいからっていう対策なんだけどな。
調査が終わったら、今まで通りに戻せばいい。)」

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