社畜女のシンデレラストーリー ≪ONE PIECE≫
第1章 日常生活
あの上司、ほんっとうに人使い荒いんだから!!
ここ何ヶ月私ちゃんとした休み取れてないと思ってんのよっ!
本当、私そろそろ死ぬかもよ?!過労で!!!
私は、國生 椿姫。
とある中小企業で働く平凡な一般正社員です。
さて、私がなぜ冒頭からこんなに口が悪いのかというと、
私をゴミカスのように扱う上司が本当に酷いんです。
まず、私のこの会社に働くようになったきっかけを説明しましょう。
私は東北の田舎で生まれ、
農家の家庭で育ち、地元の小・中・高校を卒業。
元々あまり頭の良くなかったのと、
家にお金ないよと言われていたため、
進学せずに高校卒業してすぐ就職。
(本当は専門学校行きたかったけどね!)
農家としては廃れていってるし、
両親も娘にさせることは全く考えていなかったため、
すぐ別企業へ就職しなさいと言われ、
高校3年に就活をしたが、
中々やりたい企業もなく、
悶々と過ごしてた日々。
見かねた母が、
「あんたは旅館で務めたら?出来るんじゃない?」
と言われ、地元で人気の温泉旅館(寮制度)へ申し込み、面接。
結果、不採用。
ちくしょう!と思い、次の僻地にあるようなあるグループ会社の温泉旅館(こちらも寮制度)に申し込み、面接。
結果、採用し、そこの旅館で高卒で働きはじめる。
これで、両親に気にしないで過ごせるか。
休みも月8日あるみたいだし、
8時-22時勤務って書いてるけど、シフト制とも書いてるから、そこまでキツくないだろうと軽く考えていた当時の私を殴りたい。
蓋開けて見たらまさかの求人表に載ってないというか、違うことのオンパレード。
最初の研修は良いとして、研修終わってからは、全く持ってシフト制でもなかったし、休みも月6日しかなかったし、近所にコンビニさえもない山奥で、電車も1時間1本。時間によっては2、3時間に1本だから辛いしか無かったから、わずか8ヶ月で辞めてやりましたわ!
お金は貯まった(使うところが無かったためだ)けどね。それしか利点無かったよ!