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社畜女のシンデレラストーリー ≪ONE PIECE≫

第10章 素敵な素顔



『それがあって、いつもファーを付けているんですね。

納得しました。』

カ「あぁ、だからどこにいても外せない。」

『知ってるご兄弟は?

ブリュレさんあたりまでですか?』

カ「そのあたりだな。」

『と、なるとスムージーさんやモンドールさんは知らないでしょうね。

・・・他に他人で知る人はいますか?』

カ「いないな。皆口元を隠した姿しか知らない。」

『?友達は?』

カ「いたことないな。

幼少期はさっき言った通りだしな。」

『...心許せる相手がいなかったんですね。』

カ「あぁ、出来なかったな。」

『....なら、私が友達になります。

友人として、カタクリさんの肩の荷を降ろせる相手になりましょう?』

カ「っ!?椿姫?」

『...嫌ですか?そうですよね。
カタクリさんからしたら年下の小娘で、ちんちくりんで、偉そうに物事言ってるガキですもんね。

それにカタクリさんは大手企業の社長、私は中小企業のちょっと役職のついた社員。

身分も何もかも違いますよね。』

カ「...お前、良いのか?
椿姫からしたら相当なオッサンだぞ。俺は。」

『友人に年齢とか関係ないと私は思ってますよ。

...1人くらいはなんでも話せる相手は必要だと思いますけど?』

カ「・・・椿姫が良いなら、これからよろしく頼む。」

『...ニコッ....よろしくお願いします!

あ、機会があればですが、私の前ではファー取ってゆっくりご飯とか、メリエンダとか過ごしましょう?

他人とそういう時間をゆっくり過ごすのも悪くないですよ!』

2人はそれからも少し話をした後、解散したのであった。


~ おまけ ~

『あ、もうこんな時間ですね。

カタクリさんすいません。帰れますか?』

カ「大丈夫だ。実は今日はこのホテルに部屋を取っていてな、その部屋に行くから問題ない。」

『ひょえー!近くにお家があるのに!タクシー使ってもそんな金額しないのに泊まるの?!

ちなみにどんなお部屋で?』

カ「いつもスイートルームをキープしてるからな。そこに泊まる。その部屋は事前に兄弟に報告すれば使える部屋なんだ。」

『あ、ここは万国グループの提携してるホテルだからか!

ちくしょう!やっぱ金持ちはちがうな!』


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