第23章 櫻井家＋αの沖縄(どたばた)家族旅行！(後編)、の巻

「相葉くん…案外容赦ないんだな(汗)」

「そう？そう言う櫻井くんだって、昨夜はおーのくんとお楽しみだったんじゃないの？」

「Σんなっ！何故それをッ!?////」


(ま、まさか智くんの超絶色っぽくて爆裂可愛い喘ぎ声が相葉くんたちの部屋まで聞こえてたとか…////)


「違うよ(笑)」

「………」(←あぁ、また独りゴト言ってたのかと思っている)

「だってさ、ほら」


相葉くんは笑いながら俺の後方を指差した


「おーのくん、寝不足なんじゃない？」

「え？」


相葉くんが指差した先を見ると、智くんが妹の肩に寄りかかって

立ったまま、居眠りをしていた


「…全くね」


妹は俺と相葉くんの顔を交互に見ると、はぁと溜め息を付いた


「これだから男ってヤツは…」
「裕子ちゃあぁあーんッ！待ってぇなッ!!」


と

妹の愚痴を遮る様に、村上の雄叫びが響いた


「な、何だ!?」


見ると、向こうの廊下で裕子さんとなにやらもみ合っている


「離してやっ！もう村上くんなんか知らへんねんからっ!!(怒)」

「何でやっ！髭面がお揃いやぁ言うただけやんッ!!」(←そりゃマズかろう)

「…男って」


智くんの肩に手を回して

妹がまた溜め息を付いた


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