第22章 櫻井家+αの沖縄(どたばた)家族旅行!(前編)、の巻
「そ、そんな…(汗)」
子供をダシに使うとは、汚いぞ妹ッ!!
「………翔くん」
七海にしっかり手を握れて、ずっと黙っていた智くんが、申し訳無さそうに上目遣いをして言った
「ごめんね、翔くん…次はそっちの車に乗るから…ね?///」
「うぅっ……わわ、解ったよ(汗)」(←さとちのお願い上目遣いに滅法弱い(笑))
(ちくしょ〜…(泣))
俺は、今だけだからねと何度も念を押しながら、二台目のワゴン車へ向かった
「…………ちょっと待てや、貴様ら(怒)」
もう一方の車へ行くと、先に乗り込んでいた二組のカップルが、二列目と三列目にちゃっかり座っていた
「何です?早く運転席に乗って下さいよ」
何食わぬ顔でそう言い放つ二ノ
「………何なんだよ、もぅ(泣)」
俺は、泣く泣くゲイのカップルを乗せたラブワゴン(笑)の運転席に乗り込んだ
「………マジで、一体俺が何をしたって言うんだ…(泣)」
俺はブツブツ文句を言いながら、妹の旦那さんが運転するワゴン車の後について
車を滞在先のホテルへと走らせた