第6章 浮気は男の甲斐性? の巻
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「さとちゃん、お待たせぇ〜♪」
「あ、妹さん!」
結局僕はその日のバイト帰りに、妹さんと待ち合わせをして服を買いに行くことになった
お買い物に行きたい事情を妹さんに説明した所、もうノリノリで早速今日行こうって事になってしまったのだ
「赤ちゃんは?一緒じゃないの?」
「うん、ゆっくり買い物出来ないから実家に押しつけてきたの!」
「(押し付けるって…)そ、そうなんだ」
(…ちょっと残念///)
けど
ちょど良い事に、今日はどうしても外せない仕事関係の飲み会が入ってしまって、夕飯はいらないと翔くんから連絡があったから
ゆっくり買い物が出来そうだ
「さとちゃんは可愛いから何着ても似合うと思うけど…着たみたい服とかってある?」
「着てみたい服?」
(ん〜…………)
「……ウエディングドレス」(←!!)
「えっ!?」
「う、嘘!何でも無いっ///」
僕ったら何言ってるんだろう////
「いやぁーーっ!!絶対似合うっ!!めっちゃ似合うぅうーーーっ!!!」(←またもや妹大興奮(笑))
「あ、あんまり大きな声出すと…他の人に迷惑だから(汗)」(←恥ずかしいらしい)
「う〜ん、でも流石にそれは買えないわね…レンタルも結構な値段がするし…」(←けど聞いてない)
「だ、だから、冗談だって!////」(←必死に弁解)
「う〜ん…似た感じの白いワンピとかにしてみる?」(←でもやっぱ聞いてない)
(…僕の話し聞いてます?(汗))←聞いてません(笑)
「ワンピース可愛いかもぉ〜!フリフリのやつ♡
よし、それで行こうっ♪」
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