• テキストサイズ

Stay Gold〜翔と智のラブラブ新婚日記

第22章 櫻井家+αの沖縄(どたばた)家族旅行!(前編)、の巻





「う、うん…(汗)」



(いやね、だからね…妹からだから出るのを渋っている訳なんだよね(苦笑))



だいたい、妹からの連絡なんか、ロクなもんだった試しがない(汗)



「も〜、早く出なきゃ切れちゃうじゃん」



このままバックレてしまおうかと思って、差し出された携帯を睨み付けていたら

痺れを切らせた智くんが、代わりに電話に出てしまった



「あ゙」

「もしもし?妹さん?

…うん、僕、智です。どうしたの?……え?翔くん?」



恐らく何故に俺が電話に出ないのかと、妹に訊かれたのであろう

智くんはちょっと困った顔をして俺を見ると言った



「うん、ちょっと手が空いてなかったから……ん?うん、居るよ?」



智くんは言いながら俺の手をキュッと握った



「で、何のご用?僕で良ければ翔くんの代わりに聞くよ?」

「……」



用件なんか訊かないで切っちゃえば良いのに、なんて思いながら

握られた手を一旦離して、智くんを膝の上に乗っけて後ろから抱きしめる



智くんは膝の上に抱えられると、頭を俺の肩に乗せて寄りかかり

嬉しそうにニッコリ笑った



/ 1714ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp