第20章 ぷちバケーションin保養所、の巻
「うぅーーみぃいいーーッ!!///」
──ダダダダダーーッ
「さ、智くん!砂浜をそんなに全力疾走したら危な…イィッ!!(汗)」
──ズルッドテッ
「……何か、前と一緒だね、翔くん(笑)」
「……(泣)」(←前回温泉旅行で浜辺で遊んだ時も同じように転んだ人(笑))
俺達は今
昨日借りそびれた(笑)レンタカーを借りて、保養所から少し離れた場所にあるビーチに遊びに来ていた
まだシーズン前なので、観光地と言えど人出は殆どなく
穏やかな波を打ち寄せる砂浜には、午前中な事もあってか、俺達の他には誰も居なかった
「あぁ〜あ、砂だらけ(笑)」
「……」
クスクス笑いながら俺を助け起こす智くん
俺はその智くんの腰をムギュっと抱きかかえた
「むんっ!」
「Σきゃっ!?」
智くんを抱きかかえたまま、砂浜にダイブ(笑)
俺と智くんは、二人して砂まみれになって砂浜に埋もれた