第19章 ライオンキング出張へ行く、の巻
只今時刻は10時45分
間もなく、飲み会がお開きになる(予定の)時刻だ
アレから期を視て智くんに電話しようと試みた所、尽く邪魔をされて電話する事が出来ず
気を使っているのか、智くんからの着信もないままに、こんな時間になってしまったのだ
(あぁ…………帰りたい(泣))
「櫻井さぁ〜ん♡」
「へ、へぃ?(汗)」
宣言通り俺にべっとり張り付いていた派遣の女の子が、ピトッと俺の腕に絡みついて来た
「あたしぃ、なんかぁ、酔っちゃったみたぁい♡」
「そ、そうっすか、じゃあ、もう飲むのは止めといた方が良いんじゃないっすか(汗)」
「んん〜、櫻井さん介抱してくれるってぇ、言ったじゃなぃですかぁ!」
言ってねぇよ(怒)
「(ったく、冗談じゃない)…あのさ、いい加減離してくんないかな?(汗)」
「良いじゃないですか櫻井さん!今日は無礼講っすよ!若い女の子に絡まれて羨ましいっす!」
だから、良かねぇよ(怒)
「羨ましいなら、引き取って下さいよこの子(汗)」
「やぁ〜ん、ひどぉい!あたし、櫻井さんが良いのにぃ!」
俺は智くんがええっちゅうの(怒)