• テキストサイズ

Stay Gold〜翔と智のラブラブ新婚日記

第19章 ライオンキング出張へ行く、の巻







「はぁ〜、美味しかったぁ!智くん、ご馳走さま!」

「ふふ、お粗末様でした(笑)」



先刻まではぺったんこだった腹をポンポン叩く俺を見て、智くんは笑いながら食器を片付け始めた


俺は残った食器を手に取って、テキパキと片付けをする智くんの後を追った



「ね、智くん」

「ん〜?…あぁ、そこら辺に置いておいて?洗っておくから」



カチャカチャと洗いものをしながら、智くんが俺の手に握られた食器を見て言った



「そうじゃなくて」



俺は洗い物をしている智くんを、後ろから抱きしめた



「ちょっと翔くん…」

「後で良いよ、洗い物なんか」

「でも、すぐ終わるから…」

「…待てない」

「あっ…///」



俺は智くんを後ろから抱きしめたままで、その手から食器洗いのスポンジを取り上げた



「もぉ、翔くんったらぁ///」

「…今すぐに……君を抱きたい」

「翔くん////」

「……ダメ?」



智くんの首筋に顔を埋めて、ちょっと甘えた声を出す



「………ダメな訳、ないでしょ?///」



智くんは泡だらけの手を洗い流すと、クルリと体を反転させて、俺の胸に抱き付いた



/ 1714ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp