第19章 ライオンキング出張へ行く、の巻
「じゃあ、行ってくるね、智くん」
「…うん」
「気をつけて帰ってね…家に着いたら、ちゃんと無事に着いたってメールして?」
「…うん」
「あと…腰、大丈夫?昨夜ちょっと…激しかったから///」
「…うん、平気////」
出張先にくっ付いて来てお泊まりした翌朝
僕は玄関先で何時も通り翔くんのお見送りをしていた
「部屋の鍵は出るときに下の管理人さんに預けておいてくれたら良いから」
「…うん、解った…僕もすぐ出るけど」
「そっか…バイトだもんね」
「…うん。………翔くん」
「ん?」
僕は、靴を履いた翔くんの背中に抱きついた
「…行く前に、もう一回……キスして?///」
「Σさ、智くんッ!!///」
んがばっ
「あふんっ////」
物凄い勢いで振り向いた翔くんが、僕の唇にかじりついた
「んっ…はぅ……ん、んっ////」
「んん〜ッ…がはぁっ!!!///」
翔くんは僕に激しく口づけた後、大きく息を付いて言った
「えっっっちしてぇーーーッ!!!///」
「……(汗)」