第18章 翔くんの病気疑惑、の巻
その数日後…
―in Lotus―
──カランカラン
「あ、スイマセンまだ開店前…あれ?ニノ?…どうしたの?」
「……ん」
「何?」
ニノが差し出した封筒を受け取って中を見る相葉ちゃん
「………調理師免許……二宮和也殿って………」
「雇えよ」
「え?」
「ちゃんとした食事も出せる様にしたかったんだろ、店」
「え…うん、まぁ…」
「でも忙しくて調理師免許取りに行く暇がないって言ってたろ」
「うん、言った」
「だから代わりに取ってやった。……雇え」
「……」
無言でカウンターから出てニノを抱き締める相葉ちゃん
「早く。雇うって言え///」
「ニノ………ありがとう」
「だから、雇うって………ん///」
しばし、熱い接吻を交わす二人
「……給料のお支払は、俺のカラダでも良い?」
「……思いっ切りサービスしろよ」
「モチロン♪」
「前金がわりだ」
自分の脚を相葉ちゃんの長い脚に絡めるニノ
「…取りあえず、今抱け」
「リョーカイです♪」