第18章 翔くんの病気疑惑、の巻
んで、いきなりそんな事を言われたニノは、超不機嫌になって
「言いたくありません」
をくり返して埒があかない
…んで、今に至っている訳なんだけど…
(探りどころか、ストレートにイキナリ核心を突いた話を切り出したらマズいだろうに(汗))
何時もの智くんなら、そんな事をするなんて有り得ない
(よっぽど心配なんだな…)
俺は隣で可愛く怒った顔をしている(笑)智くんを見た
(…あんまり怒らないから、怒った顔の智くんって新鮮だなぁ…
…超可愛いし///)
「僕の怒り顔なんか、どうだっていいでしょ!(怒)」
「は、はぃっ(汗)」(←また声に出していた(笑))
「俺はね」
ニノはムスッとした顔のまま立ち上がると言った
「大野くんにそんな風に疑われるとは思ってもみませんでしたよ」
「疑ってるんじゃないよ!誰なんだって訊いてるだけだろ!」
「同じことです」
「ニノっ!」
「………浮気じゃないもん///」
「………ニノ」
何時も強気なニノの大きな目から
ポロリと涙が一粒零れた