第4章 奥様(♂)を家族に紹介! の巻
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「ぶっちょのスカポンタンっ!!」
休みの日だって言うのにクレーム処理に駆りだされた俺は
何故だかぶっちょのついでの用事まで頼まれて、結局仕事が全て済んだのが夜になってしまった
(おまけに電話も出来なかった…メールだってしてる暇がなかったし、智くん怒ってるかな?)
…まあ、実際片付けの事以外で本気で怒られたことないけど(←片付けの事は怒られたのね(笑))
俺は急いで智くんに電話をした
『もしもしぃ?』
「(…ん?何か変だな)もしもし?智くん?」
『うふふ…智くんでぇ〜す♡』
「……」
智くん…酔ってるね?
『ん〜、だぁ〜りんたら早く帰ってきてよぅ!智さみしぃい〜!!///』
完全泥酔クラスです(汗)
「さ、智くん?ど、どうしたの?今何処?相葉くんのトコ?」
『んん〜?おとぉさんとこぉ〜!ねぇ〜?パパぁ♪』
Σぱ…ぱぱ!?
なんだ?まさかのパトロンとかか!!?
『こら!翔!お前どこほっつき歩いてんだ!?こんにゃ可愛い子を放ったらかして!』
「Σお…親父ぃ!?」
てか今“こんにゃ”とか言ったか?
親父も酔ってんのか!?
『やぁ〜ん、パパぁ!翔たん怒っちゃ嫌だぁ〜!』
『んん?さとちくんは優しいこだねぇ』
ささ…さとちくん!?
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