第15章 智の会社訪問♪、の巻
「はぁ〜、そりゃまた(笑)」
「でも、ちゃんとお仕事してたもん!///」
「そりゃするでしょうよ、一応ちゃんとした社会人なんですから」
「一応ってなんだよぅ///」
僕はニノが気を利かせて注文してくれたサンドウィッチを頬張った
ソレを横目で見ながらニノが言う
「でも、もう櫻井さんの会社には行かない方が良いでしょうね」
「うん、僕もそう思う…僕が居ると翔くんお仕事真面目に出来ないみたいだから…」
「いや、そっちでなくて(笑)」
「…?」
(…他に僕が行かない方が良い理由なんかあったかな?)
「本当に、解ってませんねぇ(苦笑)」
なんか僕、イケナイコトしたっけな?
とか思っていたら、ニノが呆れたように笑った
「何のコト?」
「まぁ、良いですよ。どうせ言ったって解らないんですから」
「何だよぉ〜!気になるじゃん!!///」
「気になって置いて下さい(笑)…ほら、行きますよ?」
「もぉ〜!ニノぉ〜!!////」
食い下がる僕を無視してマスターに声を掛けるニノ
「マスター、ご馳走さま!」
「あぁ、毎度。相葉に宜しくな」
「…ニノの、イジワル///」
「全く…コレじゃ櫻井さんの気苦労が絶えない訳ですよね」
「へ?」
だから、アンタは解んなくて良いですよって言いながら、ニノがクスリと笑った