第15章 智の会社訪問♪、の巻
部長さんが悪ふざけ(?)で僕のお尻を触った後、正気を失った翔くんをどうにか宥めて会社を後にすると
僕は、ニノとの待ち合わせの場所へ向かった
ソコは以前相葉ちゃんが働いていたカフェで、今でも時々ニノと二人でお茶をしに来ていた
「大野くん早いですね」
「あ、ニノ♪」
一人でカフェオレを飲んでいたら、暫くしてニノが来た
「て言うかあんたソレ何杯目?
あんま飲むと爺ちゃんトコでお茶が入らなくなちゃいますよ?」
「ん〜、お昼食べて無いから、流石にちょっとお腹が空いちゃってさ(笑)」
「昼食べてないんですか?
…てか、何で昼飯の代わりがカフェオレ?」
ニノは注文をしながら僕の隣に座った
「大体、何で食べてないんです?
まさか、爺ちゃんトコで食べるお茶菓子を昼飯代わりにしようなんて思ってるんじゃないでしょうね?」
「そう言う訳でもないけど(笑)」
「じゃあ、何でですか?」
「うん、実はね?」
僕はニノに、翔くんの会社へ行ったコトとその経緯を話した