第15章 智の会社訪問♪、の巻
(何で村上も一緒に弁当を食わなきゃなんないんだ?)
智くんがどうしてもと言うので仕方なく村上に智くんのお弁当を譲った挙句に、調子に乗った村上が
「一緒に食べましょうやぁ〜♪」
とか言って智くんにオネダリした為、超絶優しい智くんが
「皆で食べたほうが美味しいよ?」
って村上を庇って言うもんだから、渋々応接室にて俺と智くんと村上の三人で飯を食う羽目になった
「あぁ〜、コレめっちゃ美味いですわぁ〜!!」
「そうですか?ありがとう御座います」
「もう、感動もんですわぁ〜〜!!
…俺にも毎日作ってくれへんですか?」
「調子に乗んなやっ!!(怒)」
「翔くん、怒って食べると消化によくないよ?」
智くんは俺の口の周りに飛び散ったご飯粒を取りながら言った
「うぅ〜…そう言えば智くん、全然食べてないじゃん」
「ん?僕?…コレ、たべちゃお///」
智くんはそう言うと、取ったご飯粒をお口に入れた
「え〜?そんなんで足りるのぉ?///」
「んふふ、イイの。
どうせ僕コレからたぁちゃんとこで午後ティーすんだもん♪」
「んん〜、でもぉ〜…」
「僕はぁ、翔くんの美味しそうに食べてるお顔を見てるだけで、お腹いっぱいなのぉ///」
「うぅ〜ん、さとちくんたら、そんなコトしてたらまた痩せちゃうじゃぁ〜ん///」
「大丈夫ぅ〜!ちゃんと後で食べるからぁ///」
「んん〜、約束だぞぉ?///」(←さとちに向かって小指を立てる撫でぃ)
「うふふぅ〜、約束ね?///」(←その小指に小指を絡めるさとち)
「……あかん、もたれた(汗)」(←ですよねー。)