第12章 しのぶと呼ばれたの~♪、の巻
頭を撫でてあげたら、たぁちゃんが僕の胸にスリスリ顔を擦りつけて甘えて来て
僕はその頭を抱えると、横を向いて秘かに溜め息を付いた
(はぁあ…………危なかった(汗))
「しのぶちゃぁ〜ん♡」
「たぁちゃ………こら(怒)」
僕は、勝手に僕のお尻を揉むたぁちゃんの手を掴んだ
「おぉ〜っ!しのぶちゃん許してくれじゃ!この手が勝手に…」
「…次やったら、承知しねぇぞ(怒)」
「ぃやぁ〜!しのぶちゃんお願い!汚い言葉使わないでなのじゃ〜!!」
「今度やったら、放送禁止用語を羅列してやるからっ!」
たぁちゃんを突き飛ばして腕組みをして背中を向ける
「Σひぃ〜!もうしないから許してじゃっ!!」
(…でも何で僕が汚い言葉使いすんのが嫌なのかな?)
僕はもうしないから勘弁してと懇願するたぁちゃんをチラッと見た
(ニノはワザと乱暴な言葉使いするし…お金持って、解んないなぁ)
しないって言いながら、懲りずにお尻に伸びて来たたぁちゃんの手を叩きながら
やっぱ、ある意味普通の環境で育ってないからなのかな?
なんて思った