第4章 奥様(♂)を家族に紹介! の巻
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早く帰りたくてどーしようも無かったものの、部長に早退を脚下された俺は仕方なくデスクに戻った(←いや、当たり前だからね?)
でも…
(うぅ…智くん弟と何してんだ?…二人で?二人で…)
“お兄さん、二人で秘密の愛を育みましょう♪”
“あんっ!ダメだよこんな昼間っから///”
“そんなの、兄ちゃんとは昼間からするくせに♪”
“あぁん!そこはダメ///”
“そんな事言ってもうこんなだよ?”
“いやん…ダメだったらぁ///”
“ええやないかい!!”
「Σだから良くないわっっ!!!」
「Σだぁ!?なんやねん?さっきから!!?」(←いい迷惑)
「あ…いやゴメン(汗)」
…全く仕事になりません(汗)
(智くん智くん智くん…帰りたい(泣))
こんなコトしてる間に、俺の可愛い智くんが弟の魔の手に…
(嫌だよぉ〜!
智くん割と力はあるけど華奢だからなぁ…本気で襲われたら抵抗出来ないでしょう!?)
嗚呼、帰宅熱望
(ちくちょー…何だよぶっちょのやつ…俺が幸せなんで嫉妬してんだな!?
自分ちが上手く行ってないからって…大体、キャバ嬢なんかにうつつをぬかした自分が悪いんじゃん!)←そうなんですか?(笑)
いや、部長はどうだっていいんだ!!
(智くんどうか俺が帰るまで無事でいてっ…!!)←だから、どんだけなのよ(笑)
それから
全く役立たずになった(笑)俺は、それでも定時まで何とかやり過ごして仕事をすると、超特急で帰宅した
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