第12章 しのぶと呼ばれたの~♪、の巻
「な、何?どしたの?!」
「どじだのじゃだいよ……ざどじぐんのばがぁっ!!!(号泣)」
「きゃっ///」
泣きながら翔くんが僕の上に飛び乗って覆い被さった
「心配したんだからっ!
心配したんだからぁああーーーっ!!(超号泣)」
「ご、ゴメンね翔くん…泣かないで?」
「むりぃいいいーーーーっ!!!(超絶号泣)」
そりゃあもう、駄々っ子みたいに泣きじゃくる翔くんを抱きしめて、背中を擦る
「本当にゴメンね?
僕、翔くんに心配ばっか掛けて…ダメな奥さんだね」
「ぶわ゙ぁああーーーん゙っ!!
ぞんだごどだいぼんっ!!!(激烈号泣)」
「…翔くん、お鼻かもっか?」
「…ゔん゙」
僕は滴る翔くんのお鼻を拭いてあげた
「…でもねぇ、僕、ちっとも怖くなかったよ?」
「え?」
「…ココにね?」
翔くんの手を取って、自分の胸に当てる
「ココに、何時でも翔くんが居るから…
だから僕、何処に居ても何をしていても、ちっとも怖くないの」
「さ、さ……ざどじぐんっ!!///」
「…もう一回、かもうか?」
「…ゔん゙」
僕はもう一度可愛い僕の旦那さまの鼻水をティッシュで拭くと、涙でしっとりしている頬に、自分の頬を寄せた
「…でも、怖くはないけど、寂しかったかな」
「智くん///」
「ねぇ翔くん…する?」
「…する///」
翔くんが僕の頬にそっと両手を添えた
「おかえり。俺の大事な若奥さま」
「ただいま。僕の大事な旦那さま」
僕は大好きな貴方に抱かれて、言葉に出来ない程の幸せを感じながら
やっぱり何時でも一緒じゃなくちゃダメだなぁって
つくづく思った