第9章 ハッピーウエディング、の巻
暫く廊下で智くんとイチャイチャ(←笑)してたら、智くんのスタイリストの方が来たので
俺と相葉くんは俺の控室に戻った
(…てかさ、なんでニノは智くんの楽屋に入り浸ったまんまなんだ?
今着替えてるんだよね?
さっきのアラレモ無い姿だって、ニノの仕業だったし…)
「Σんはっ!!ま、まさか…」
「ニノとおーのくんはそうゆう間違いは起こさないから安心しなよ、櫻井くん」
「……(汗)///」
俺って結構独り言多いよなぁ(←結構でなく、かなりです)
相葉くんは何時もでぇ〜んと構えてて、大人だよなぁ
…俺の方が上なのに
「…俺も落ち着かないとな、もっと」
「そうそう、もっと自信を持たないと」
「ん…」
自信ねぇ…
「櫻井くん、解ってんの?」
「…へ?何が??」
相葉くんはニッコリ笑うと、俺の肩にポンと手を置いた
「あの松本くんから奪ったんだよ?おーのくんの事」
「……え?」
「それってさ、かなりなもんでしょ?」
「……」
確かに
さっきちょっと話しただけだったけど、物凄い男前だったし、格好良くて、スマートで…
…なんつうか、上品だし、好青年って感じだったよな
あんな素敵な彼氏を差し置いて、俺の所に来てくれたんだな…智くん
なんか、改めて感動///
(でも、どうしてかな?…やっぱり、寂しかったからなんだろうけど…)
「…寂しかったからだけじゃ無いと思うよ?」
「…ふぇ?」
俺の肩に置いた手を、ポンポンやりながら相葉くんが言った
「おーのくん、今が一番楽しそうだし、一番笑ってるよ」