第9章 ハッピーウエディング、の巻
「お帰りじゃないよっ!何で抱き合ってるのよぉっ!!何でいっつも抱き合っちゃってるのよぉおーっ!!!」
「ん〜……好きだから?」(←奥様ったらそんな事言ったら…)
「Σいやぁーーーーっ!!!(号泣)」(←パニックに拍車が(笑))
「はぁ〜、うるさ」(←超呆れ顔)
僕は泣きながら僕にしがみ付く翔くんに言った
「泣かないで翔くん、僕、ニノのことは好きだけど、翔くんのコトは好きじゃないから」(←またもや爆弾発言?)
「Σえぇええええーーーーっ!!?」
「…なに爆弾発言してんですか、大野くん」
「なんで?
だって、ニノは“好き”だけど、翔くんは“愛してる”だもの」
「ぅええええーーーーーんっ………んぇ?」
僕は翔くんの涙と鼻水を拭きながら言った
「お帰りなさい、僕の大事な、愛する旦那様♪」
「…でへぇ…智くん///」
「……もうさ、ホントにさ……絵に描いた様なバカップルだよね、おたくら」
「うふふ、良いでしょう♡」
「……褒めてませんから」
ニノが、大袈裟な溜め息を付いた