• テキストサイズ

Stay Gold〜翔と智のラブラブ新婚日記

第8章 智くんのお父さん、の巻







「翔くん…起きてる?」

「ん?起きてるよ?…どうしたの?」





明日は土曜日


智くんと一緒にお母さんのお墓参りに行って、それから病院のお父さんの所に行く約束をした日

それで、早めに寝てしまおうと、風呂と夕飯を済ませて早々に二人してベッドに潜り込んだのだが…





「…眠れないの?」

「ん……眠れないの」



智くんは布団を頭からすっぽり被って、俺の脇腹辺りに抱きついた



「そんなに布団に潜って…苦しくないの?」

「…翔くんの匂いがして、きもちいい」

「はは、俺の匂い?」

「ん……凄くね、落ち着くんだ」



そう言うと、わき腹に顔を擦り付け始めた



「…あのね、智くん…そんなことされると、今度は俺が眠れなくなっちゃうんですけどね」

「翔くん、知ってる?」

「ん?」



智くんは布団に潜ったまま、顔を俺に向けると、ちょっと恥ずかしそうに笑った



「あのね、頭が疲れている時はね、カラダを疲れさせるとよく眠れるんだって///」

「体を疲れさせるの?」

「ぅん、だから、その…う、運動をね、するとね…良いんだって////」

「運動って?」



本当は、智くんが何を言いたいのかは解っていたけど

照れる智くんが可愛過ぎて、ちょっとイジワルを言ってみる



「ん〜!翔くんのイジワルぅ////」

「ふふ、ゴメンゴメン…智くんがあんまり可愛いから、つい(笑)」

「むぅ…なんで、可愛いとイジワルするの?

それなら僕可愛くなくていいもん!」

「えぇ?可愛くないと、俺、智くんと一緒に運動出来なくなっちゃうかもよ?」



智くんは顔を真っ赤にして布団から這い出した



/ 1714ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp