第7章 思い出の別荘、の巻
「翔くん、はい、あぁ〜ん♡」
「あぁ〜〜ん♡」
ぱくっ
「翔くん、おいし?」
「おいちぃ〜♡」
「ぃやぁ〜ん、翔くんカワイイぃ〜!」
「何言ってんだよぉ〜可愛いのは智くぅん!」
がしっ(←両手を握り合いました)
「ん〜、しょおくぅ〜ん♡」
「んん〜、さぁとちくぅ〜ん♡」
「ダァッもうッ!!
雅紀ッ!あのバカップルを俺の別荘から摘み出して裏山に捨ててこいッ!!(怒)」
「何で?こんなにカワイらしいのに」
「カワイクねぇッ!!!(怒)」
智くんが落ち着いたので
ニノと智くんの二人で夕飯を作ってくれて、早速四人でディナーを楽しんでいたんだけど
智くんと何時も通りラブラブしながら夕飯を食べていたら
どうしたことか、ニノが大声で怒鳴って怒り出した(←どうもこうもないよ。)
「大体ね、俺は大野くんの絶品オムライスが食べたかったのにっ(怒)」
「いや、それは本当にゴメン(汗)」
ニノはこの旅行で、智くんにハンバーグとオムライスを作って貰うのを楽しみにしていたらしく
昨日はハンバーグを
で、今日はオムライスを夕飯に食べる予定だったのだ
それをさっき俺が卵をクラッシュしちゃったもんだから、仕方なく中身のチキンライスのみを食べてる訳で…
「今度ニノんち行って作ってあげるから、翔くん怒んないであげて?」
智くんがサラダを俺のお皿に取り分けながら言った