第43章 我が家にヤツがやってきた!、の巻
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お湯で流し終わった後
俺の膝の上でブルブルする空を見て、ちょっとだけデレながらそう言ってシャンプーに手を伸ばす(←ちょっとだけじゃないでしょうよ)
それから、シャンプーを適量(と思われる適当な量)手に出してそれを空の体に馴染ませる
「……ん〜……案外泡が立たないもんだなぁ…もっと付けるのかなぁ?」
泡の立ち具合を見て、シャンプーを増量する
「…んん〜…結構使うんだなシャンプー……でもまあ、こんなもんなのかな?」
わしゃわしゃと空の全身を洗いながら、あまり泡立ちが良くないけど良いんだろうかとか思って首をかしげる
その間、空は頑張って我慢しているのか、直立不 動の状態で固まっていた
「怖いか空?
すぐ終わるからもうちょっと我慢な〜?」
「………っ///」(←目をつむって耐えているくうたん)
「ふふふ、イイコイイコ…よし、こんなもんだろ!
流すぞ空」
取り合えず全身をくまなくわしゃわしゃした俺は、頃合いを見て洗うのを止め、シャワーを手に取った
「〜〜っ!!!」(←シャワーのお湯をかけられながら思いきりブルブルしている)
「Σおわっ!!
やめろや〜っ!お湯が飛び散るやないかいっ♡」(←笑)
シャワーを浴びて思いきりブルブルする空の体を、丹念に洗い流してやる
そうしている内に、慣れたらシャワーが楽しくなったのか
空が気持ちよさげに目を閉じて、自分からシャワーのお湯に顔を向けて当たって来た
「なんだ空、シャワー楽しいか?(笑)」
「〜♪♪♪」(←なんかご機嫌(笑))
「あははは、可愛いなぁお前♡」(←普通に可愛い言っちゃってます(笑))
「〜〜♪♪♪♪♪」(←て言うかちょー楽しいらしい)
「ははは、よし、こんなもんだろ!」
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