第43章 我が家にヤツがやってきた!、の巻
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—ピンポンピンポンピンポン
「ただいまーっ!!(汗)」
速攻で家に辿り着いた俺は、高速で呼び鈴を鳴らして叫んだ(←近所迷惑っすよ)
すると、程なくしてドアが開かれ、中から…
「ピンポンピンポンうるさいっすね」
「Σニノっ!!」
出迎えたニノを見て(居るのを知っていたのにも関わらず)大袈裟に飛び上がる俺
と
そこに愛しのマイラヴァーが、寝ているっぽい空を抱っこしてひょっこり顔を出した
「あ〜、翔くんお帰りぃ〜♡」
「智くんただいまぁ♡」(←速攻でデレる撫で旦那)
俺は玄関に立ちはだかるニノを押し退け家に上がると
一目散に智くんの元へ駆け寄った
「智くぅん♡
って、空寝てるの?」
「うん、さっきまで遊んでたんだけど、遊び疲れて寝ちゃったの(笑)」
「そっか…んで、どう?ちょっとは言うこと聞くようになった?」
「なりましたよ〜、俺の指導の賜物っすけどね」(←言いながら撫で旦那をにゃんこの前から退かすわんこ)
「何すんだよ!て言うかお前に訊いてねぇよ!(怒)」(←再びわんこを退かしてさとちの前に立つ撫で旦那)
「お前言うなっつってんだろこのエロ撫でがっぱ!!(怒)」(←その撫でぃをまたまた退かすわんこ)
「きゅ〜ん…」
「あっ!もう…二人がうるさいから空ちゃんが起きちゃったじゃん///」
「「あ。」」
「くぅ〜ん?」(←寝起きでお目めをシバシバさせている空たん)
「はいはい、可哀想に、うるちゃかったでちね〜♡」(←抱っこした空をヨシヨシしながらリビングに入って行くにゃんこ)
「「…………」」(←無言でそれを見送る撫でぃとわんこ)
俺は、多分自分と同じことを思っているニノも何とも言えない視線を交わすと
智くんが去っていったリビングに移動した
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