第42章 アブナイ同窓会、の巻
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─それから数日後─
in 某高級ホテルのパーティー会場(の受け付け)
「ちょっと!!
何で撫で肩が此処に居るんすかッ!!(怒)」
太っ腹な松本社長(笑)のご好意で、智くんと2人揃ってニノと松本くんの同窓会に同行した俺は
その同窓会の会場前の受け付けにてニノに発見され
その場から排除されそうになっていた
「うるせーッ!!(怒)
俺と智くんはスペシャルゲストだ、スペシャルゲストッ!!(怒)」(←わんこに阻まれつつ会場(の料理)に突進しようとしている食いしん坊)
「大野くんはスペシャルゲストでしょうけどあんたは何の関係も無いでしょうがッ!!(怒)」(←その食いしん坊の首根っこを捕まえてその場から排除しようとしている某大財閥の御曹司)
「もお〜、喧嘩しないでよう////」(←そんな2人を必死に宥めるさとち)
「あはははは(笑)」(←言い合う2人にツボる社長さん)
「もお〜、潤くんも笑ってないで…」
「あーっ!!大野先生だっ!!////」
「おーっ!!本当だっ!!////」
「大野先生!?どこどこどこどこっ!?////」
受け付けにて何時も通り(笑)わーわー騒ぐ俺たち
と
その騒ぎを聞きつけた同窓会の参加者が、智くんの存在に気付いてわらわら集まって来た
「大野先生久しぶりっす!!
相変わらずお綺麗でっ!!////」
「えっ?(この子誰だっけ??)」
「マジ全然変わらないじゃないっすか大野先生!!
て言うか寧ろ若返ってる!?////」
「えっ?あー(この子は見覚えがあるような無いような…)」
「本当だな!!ガチでマジで前より若返って超美人度もupしてんじゃないっすかっ!!」
「ええ〜っと…(どうしよう、誰一人誰なんだか解らないかも///)」(←人の顔を覚えるの苦手(笑))
「ちょっと貴様らッ…」
─バンッ!!
「Σ!!!!!!」
騒ぎを聞きつけた同窓会の参加者に、あっと言う間に取り囲まれるマイワイフ
それを見て、貴様ら俺の嫁に何さらすんぢゃいボケコラと俺が叫ぼうとしたその時
ニノが、俺の手をむんずと掴み、受け付けのテーブルを思いっ切り叩いた
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