第42章 アブナイ同窓会、の巻
「え?ちょっと潤くん…?」(←いきなり電話しはじめて戸惑うさとち)
「あ、もしもし潤だけど
今度の同窓会ってお前が幹事だったよな?
いや、行くよ…でさ、サプライズゲストで智呼びたいんだけど
…うんそう、美術の臨時講師してた大野先生」(←どうやら幹事に電話しているらしい)
「え?(汗)」
「だろ?みんな喜ぶよな(笑)
ああ、俺が連れてく……ん?あははは、今は付き合ってねぇよ(笑)」(←今はって(笑))
「ちょ、ちょっと!?(汗)」(←勝手に話が進んで焦るさとち)
「じゃあな、よろしく」(←てか、決定しちゃったんすね(笑))
潤くんは焦る僕を気にも止めずにサッサと話を進めると、アッサリ電話を切ってしまった
「ちょっと潤くん!!///」
「なんだよ?」
「何だよじゃな…」
「Σお、お客様困りますッ!!」
何だか悪い顔をして笑っている潤くんに文句を言おうとしたら
店の入り口付近から店員さんの焦った声が聞こえて来た
(……………まさか(汗))
なんだかイヤな予感がして振り向いて見ると…
「Σ通して下さいッ!!奥さんのきんきゅー事態なんすッ!!!(号泣)」
「………………やっぱり(汗)」
店員さんに羽交い締めにされて叫ぶ、翔くんの姿があった。
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