第39章 let's クリスマスパーティー!、の巻
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「お〜の、くん♡」
智くんと楽しくイチャイチャすること暫し
一旦姿を眩ませていたニノが戻って来て、智くんにすり寄って来た
「何だよニノ!あっちで相葉くんと遊んでろよ!!」
「うるさい、黙れ撫で肩(怒)」
「んもう、だから喧嘩しないでってば(苦笑)
で、なぁに、ニノ?」
また小競り合いを始める俺とニノを見て、智くんが可愛く仲裁する
ニノは、ちょっと不満そうな顔で肩を竦めると
気を取り直した様ににっこり微笑んで言った
「あのね、向こうの部屋に新作の手品のセッティングしたんですよ
だからね、大野くんだけに見せてあげるから、来て下さい♡」
「え?僕にだけ?」
「うん♪だって大野くんの為に仕込んで来た手品なんだもぉん♡
ね、いいっしょ?///」(←可愛く下唇を噛んで上目遣いしております(笑))
「もう……仕方ないなぁ♡」
「Σえっ!?さささ智くん行っちゃうのっ!?」
あっさりニノのオネダリに陥落する智くんに焦る俺
でも
智くんはそんな俺に極上の笑顔を見せると可愛く言い放った
「ごめんね翔くん、手品見たらすぐ戻ってくるから♡」
「そ、そんな…」(←泣きそう)
「んじゃ、そーゆーコトなんでこの人貰って行きますよ♪」(←嬉しそうににゃんこと腕を組むわんこ)
「行きますよ♪♪」(←何気に楽しそうなにゃんこ)
「さ………智くぅん(泣)」(←あ、泣いた(笑))
仲良く腕を組んで、何故かスキップしながらデッカいリビングを出て行く智くんとニノ
「……ちぇ、ニノの奴……見せるならみんなに見せりゃ良いのに……くすん(泣)」
俺は、楽しげにニノに拉致られた(←拉致られてはないっしょ)智くんの背中を見送ってから
仕方無く、相変わらずラジコンヘリについて熱く語っている松本くんの元へ戻った
「はぁ〜、いやぁでも悪いね松本くん
突然一族で押し掛けたりして、申し訳ない(苦笑)」
戻ったついでに(ついでに?)大人数でお宅をお借りすることになってしまったコトを詫びると
松本くんは、そのおっとこまえな眉をピクリとさせて、ニヤリと笑った
「別に構わないよ?それなりの嫌がらせはさせてもらったしな(笑)」
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