第39章 let's クリスマスパーティー!、の巻
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「…また、そんな顔しないの(笑)」
僕ってなんて自分勝手な人間なんだろうって思ってヘコんでいたら
ニノが、握りたてのお寿司を頬張りながら僕の顔を覗き込んだ
僕は、なんとなくバツが悪くって、そんなニノから視線を逸らしてそっぽを向いた
「…別に、どんな顔してたって僕の勝手だろ///」(←膨れて口を尖らせている)
「だから、可愛い顔して拗ねんじゃないよ♡」(←その突き出たさとちの唇を摘んだ)
「ひゃにひゅんらひょ!///」
(※何すんだよ、と言っております)
「誰がぬらりひょんですか。」(←わざと聞き違ってます?)
「ひょんにゃひょほいっひぇひゃいひょん!!///」
(※そんなコト言ってないもん、と言っております)
「え?瓢箪から駒?」(←絶対にわざとですな(笑))
「Σに゙ゃーッ!!」
と
唇を摘まれてもがいている僕に気付いた翔くんが
突然奇声を発して僕ら目掛けて突進してきた
「Σうちの智くんになんばしょっとねッ!!!」(←何故博多弁?)
「にゃ///」(←例によって抱き潰される嫁)
「……だからさ、ヤキモチ妬くだけ無駄だって言うんですよ」
勢い良く走って来て、自分から僕を引き剥がし抱き締める翔くんを見て
ニノが呆れたように笑う
「仕方ないだろ好きなんだからッ!!」(←自分のコトを言われたんだと思った撫でぃ)
「…ね、ほらね?
撫で旦那は1も2もなくあんたに夢中なんすから(笑)」
「あ?何の話しだよ??」(←何か違うコトに気付いた)
「さあね、それは自分の嫁に訊いてみたらどうっすか?」
ニノはニヤニヤ笑いながらそう言うと
さっさと相葉ちゃんの所へ行ってしまった
「……何だよニノのやつ」
「………///」(←何か恥ずかしいらしい)
「智くん?どうかしたの??
て言うか、何の話ししてたの??」(←赤くなってる嫁に気付いた)
「……別にどうもしないし、何でもないょ///」
(翔くんが潤くんと仲良くしててヤキモチ妬いちゃったなんて、翔くんには絶対に言えないもんなぁ////)
僕は、間違ってでもそんなコトを口走ってしまったら
翔くんが今後一切潤くんとお話をしなくなってしまうかもと思い
とりあえず、しらばっくれた。(笑)
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