第39章 let's クリスマスパーティー！、の巻

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(…潤くんってば、なんで松岡さんなんて呼んだんだろ///)



僕は、松岡さんにお寿司を握ってもらいながら(←松岡氏は言えば何でも作ってくれるらしい(笑))

横目でコソッと潤くんを見た


潤くんは、翔くんと相葉ちゃんと村上さんの4人で、ラジコンヘリを弄りながら、何やら楽しそうにおしゃべりをしている



(…そりゃさ、急にこんな大所帯で押し掛けるコトになっちゃったのは申し訳無かったと思うけどさ

潤くんだって、奥さんは実家に泊まるらしいから丁度良かったとか言ってたじゃん///)



それなのに

僕と潤くんが、一番幸せだった頃にお世話になっていた人を呼ぶなんて…


…潤くんてば、なんでそんな意地悪をするんだろうって思って、ちょっとふてくされてたら

そんな僕の隣に、ニノがスッと並んで言った



「ラジコンオタクたちから爪弾きにされて拗ねてるんすか？」

「……違うもん///」

「でしょうね(笑)」

「……何だよソレ///」



何やら楽しげにニヤニヤ笑っているニノを、ちょっと膨れてちろっと睨んでやったら

ニノが、急に真面目な顔をして潤くんたちの方を見た



「まあ良いじゃないっすか

あんたと潤くんの昔馴染みを呼んだりすんのも

あーやってあんたの旦那と楽しそうにラジコン談議なんかしてんのもさ

潤くんがあんたとの過去を過去としてちゃんと消化したって証拠なんだから


あ、松岡さん、俺中トロね♪」(←どうやらニノも松岡さんとは馴染みらしい)

「………」



(……過去を過去として消化した証拠…？)



僕は、もう一度、みんなと楽しそうに話をしている潤くんを見た


潤くんはしきりにラジコンヘリのコントローラーを弄っていて、何やら解説しているらしい

翔くんがその潤くんの肩に手を置いて、熱心にその手元を覗き込んでいる


それは

僕が自分勝手に望んでいた風景、そのものだった


…の、だけれど…



「……………」

「あんた、あの二人がやけに仲良くしてるんでヤキモチ妬いてるっしょ？(笑)」

「…………////」(←図星(笑))



(…潤くんが翔くんと仲良くしてくれるのは嬉しいんだけど…)



ニノが言った通り

それはそれで複雑な気持ちになっちゃう僕



(…やっぱり僕って我が儘だなぁ///)



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