第36章 奇跡の予兆、の巻
「あ、いけない…店員さんを独り占めしちゃダメだよね(汗)」
「良いんです
俺は大野くんが来てる時は、全神経を大野くんに傾けてますから、他の客なんて元々眼中にありませんから」(←笑)
「………俺は?」(←不満顔の撫でぃ)
大学生「……うぅ……和也さんとお喋りすんのが俺の唯一の楽しみなのに……」(←唯一のて)
「ごめんねぇ、君(笑)」(←とりあえず大学生に詫びるあーばちゃん)
悲しげに項垂れる大学生くん
僕はなんだか気の毒になって、ニノに言った
「ねぇニノ、僕らは良いからあの大学生くんに…」
「はぁい、大野くん
大野くんの大好きなフルーツの盛り合わせですよぉ♡
コレは、大野くんだけに特別に出してるんですからね♡」(←にゃんこの台詞を遮って取って置きのフルーツ盛り登場)
「わぁおぃしそう♡」(←フルーツの誘惑に負けて大学生のコトを忘れるにゃんこ(笑))
「………俺は?」(←やっぱり不満な撫でぃ)
大学生「和也さぁん(泣)」
「はぁい、大野くんあ〜ん♡」
「あ〜ん♡」
「俺にも食わせろッ!!(怒)」(←腹ペコ撫でぃ(笑))
大学生「………」
「……今日は、アルコール行く?(笑)」(←大学生にビールのジョッキを見せるあーばちゃん)
相葉ちゃんにそう訊かれると、大学生くんはコツンとカウンターに頭を付けて呟くように返事をした
大学生「……生ビール、下さい。(泣)」(←お喋りは諦めたらしい(笑))
.