第34章 夢のあとのその先(中編)、の巻
.
「まぁ〜られぇ〜すかぁ〜〜♪
さぁ〜とちきゅうぅ〜〜…………Σん!?」
ヨレヨレと千鳥足でキッチンに辿り着いた俺は、入り口から中の様子を覗き込んだ
するとなんと
こともあろうか、またニノとマイワイフが抱き合っていた
「Σきぃやぁあああーーーッ!!!」(←そして悲鳴をあげる(笑))
「しょ、翔くん?どうしたの?(汗)」
俺の絶叫に驚いて智くんがニノから少し離れる
俺はそのちょっと開いた二人の隙間に腕を突っ込んで智くんとニノを引っ剥がすと
んがばっと智くんを抱きしめた
「ろぉしたのぢゃないよぅさとちきゅんッ!!
俺以外の男とらきあったりしちゃ、やらぁああーーーッ!!!(号泣)」
「むぎゅっ////」
「………女なら良いんすか。」
「らめぇええぇえーーーッ!!!!(号泣)」
揚げ足を取るニノに向かって、全力で泣き叫びながら更に智くんを強く抱きしめると
ニノは
「………あほくさ。」
とか言ってリビングへ去って行った
「さとちきゅううぅ〜ん♡
コレれ、ふたりっきりらねぇ♡♡」
ニノが居なくなったのを良いことに、智くんのほっぺに自分のほっぺをスリスリして甘えたら
智くんが、ちょびっとだけ顔をしかめた
「んん〜……しょおくん、お酒くちゃぃ……いっぱい飲んだの?////」
「うん!またテキーラをルネッサンスしたら!!……ひっく////」(←片方はアタックチャンスでしたが(笑))
「んふふ、またしたのぉ?相葉ちゃんと?///」
「うん!!でも俺、しゃとちきゅんとるねっさぁ〜んす、したいッ!!////」
「うふふふふ///
いいよぉ、じゃあぁ、………シよっか♡」
「するぅーーッ!!!////」
ガバッブチュッ←勢い余ってさとちにちゅーしとります
「ん……ふぅん////」(←でもやぶさかでない。(笑))
「ぷふぁあ〜♡
さとちきゅん、しゃけくちゃいかった?」
思い切りぶちゅっと行ったものの、さっき“お酒くちゃぃ”と言われたので一応訊いてみると
智くんは、恥ずかしそうに上目遣いで俺を見上げながら答えた
「……他の人がお酒臭いのは嫌だけど、翔くんは何臭くても嫌じゃないから、いいの♡////」
.