第28章 智、画家になる！？、の巻

.



智くんの耳元に、甘い愛の囁きを送り込みながら

少しずつ自身をその中に埋め込んで行く


本来なら合わさるコトのない雄と雄のカラダを有した俺と智くんのカラダが

寸分の隙間も無い程に


ぴったりと、繋がって行く



本当なら重なり合うハズの無い俺たちのカラダ

だけど、まるでそうなるコトが定めだったかのように、こんなにもしっかりと繋がるんだ…



その悦びで

胸を、言いようのない幸福感が満たしていく




「はっ、…はぁっ、………智……全部、入ったよ？」

「ぅん……おくまで、はぃってる////」

「辛くない？」

「うん、辛く、ないょ……スゴく、きもちぃくて………しあわせだょ///」

「……俺も///」

「ぁあ、……あ、ん///」




可愛いコトを言って、恥ずかしそうに微笑む君の

その、壊れそうに細い腰を優しく抱いて


愛しい君のカラダを、ゆっくりと揺らす



可愛くキュウキュウと俺を締め付ける君の内壁の刺激に

つい激しく腰を振りたくなるけど


ゆっくり、ゆっくりと送輸を繰り返す



そうしている内に

得も言われぬ快感が、腹の底から湧き上がって来る



あぁ、愛してる


俺は、こんなにもこの人を愛してる



そんな想いと一緒に


快楽の渦がせり上がって来る




「あぅ、…ぅ、ん……しょお、……しょおぉっ…///」




俺に、緩く突かれて揺らされている智くんが

もどかしそうに自ら腰を振り出す


それは、智くんの「もうイきたい」って合図だった




「……智、愛してるよ……一緒にイこうね？」

「ん////」




トロンと、熱っぽい瞳を細めて

智くんがキュッと俺の背中を抱き締める


俺は智くんの両腿を脇に抱え込んで、腹で智くん自身を擦り上げながら

少し強めに俺自身を智くんの中に突っ込んだ




.