第24章 初ガチ喧嘩、の巻
なんせ
付き合ってから初めてのお誕生日の時は、智くんはまだ松本くんと別れて居なかったので一緒に過ごせなかったし
去年は結婚式後で2人で家で死んでいた(笑)ので何処にも行けずじまい
そんな訳で
三度目の正直とばかりに、今年の智くんのお誕生日に向ける俺の気合いの入りようは、半端なかったのだ
「あ、そうなの?……僕、普通にバイト入れちゃった(汗)」(←しかしながらの、コノ温度差(笑))
(Σなんだって!?
何故自分のお誕生日にバイトなんかっ!!!)
──ガシッ(←さとちの肩を鷲掴み(笑))
「休んで頂戴ッ!!!(泣)」
「は、はい(汗)///」
で
善は急げと言うことで
すぐさま智くんにバイト先に11月26日は何が何でも(←笑)お休みすると電話をしてもらうコトにした
「……はい、すいません、急に……はい、その日は僕の誕生日で……えぇ、……ありがとう御座います。宜しくお願いします……はい、では、失礼します」
──ぴ
「智くんどう?休めそう?」
「うん、大丈夫だよ、休み取れた」
「やっふぅ〜♪」(←両手を上げて小躍りしてます(笑))
「……(笑)」
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こうして
土日も絡めて3日の連休を確保した俺らは
付き合い始めて3度目にして、初めてのマトモなお誕生日デートの計画を立てるコトになった
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