第2章 新婚な俺たち、の巻
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「は、はい!すぐ食べます!!」
(…怒られちゃった(汗)早く食べなきゃ)
智くんの為にも、櫻井翔、気合入れ直して仕事に勤しみます!
…でも
「…続き…でへ///」(←懲りて無い)
「櫻井っ(怒)」
「Σはいぃっ!!」
俺は再び部長にハゲしく怒られて、慌てて愛妻弁当を掻っ込んだ
「櫻井くん弁当食い過ぎで太ったんちゃう?ええなぁ新婚さんは!」
慌ててお昼を済ませると(智くん味わえなくて御免ね!)同僚にからかわれた
実は
俺は一応、親しい友人や仲のイイ同僚には智くんの話しをしていたのだけれど
みんな案外何の抵抗も無く受け入れてくれて、今では毎日冷やかされたりしている
(……問題は俺の親だなよなぁ)
いくら智くんが、可愛くて気立ても良くて家事も完璧以上にこなす超パーフェクトな新妻でも、男な訳で…
だけど、早くに親を亡くしてずっと一人だった智くんに、早く俺の親を紹介してあげたかった
(智くん、俺の親に会いたいって言ってたもんな…)
可愛い新妻の為に何とかせねば!
そんな訳で俺は、仕事をしているフリをしながら(笑)イイ方法はないかと考えてみた
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