• テキストサイズ

女神の劣情 ~淫穴の疼き~

第3章 暴走





え…?



玄関に背を向けたまま、私は動けなくなってしまう。



「内村さん…、おれ、嬉しいです」



そんな呟きが聞こえた瞬間、私は後ろからきつく抱きしめられていた。



伝票が床に落ちる。



え、うそっ、これはダメ。



「おれ、ずっと内村さんのこと…」



続く言葉を聞いちゃいけないのに、期待して、胸のドキドキが止まらない。



私を抱きしめる腕に力が込められた。



「内村さんのこと、好きだったんです」



ああ、ダメなのに。



嬉しすぎる。



両想いだったなんて!



ずっと夢見てたたくましい腕と、半日分のキツイ汗のニオイに包まれて、私は恍惚に震えた。



/ 31ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp