満月の夜に【鬼滅の刃 煉獄杏寿郎 宇髄天元 R18】
第23章 おとなの…×××※【宇髄天元】
んっんっ、と言って未だ快感から降りてこない波奈をいいことに、濡れた下着を外す。
もう波奈は真っ赤な顔で泣きながらただされるがままの様子だった。
ぐちゅん、と後ろから一本指を入れる。
もうそこは熱く蕩け、今か今かと待ち望んでいるようだった。
「…波奈」
そう呼ぶがいらえはない。
宇髄はピンク色の、男性器の形に似せたバイブレーションを手に取る。カチリとボタンを押してみると、ウィーン、と動き出したそれは、グルグルと震えるように動いている。
その音に驚き、波奈はもう涙を溜めてこちらを振り向いた。
「…っ、それやだぁ…っ」
「やだって、お前がしたいっつったんだろーが」
「それは、っ…っ」
「ほら力抜け」
「あ、ぁ、っや、っ…っ!」
くぷ、とそれを受け入れる。びく、と波奈の腰が揺れた。
ブルブル震えるそれは、波奈の中で動いている。
「あ、っ、あ、ゃらっ…、ぁあっ…ふ、…っぅ、!」
シーツをぎゅっと握りしめ、上半身はベッドに沈み、力なく喘ぐその声は嗚咽で震えている。
宇髄がその機械を出し入れしたり、波奈の弱いところを押し当てたりするたびに、ぐちゅぐちゅと音が聞こえ、波奈はもういたたまれない。
「…っは、すっげー垂れ流してるけどそんな気持ちい?」
「…っ」
愛液が波奈の太ももを伝っていくのを指摘され、波奈はカっと顔を赤らめるが、ふるふると顔を横に振る。
「うそつけ」
「ん、あっ!…っ、ゃ、!…っ、」
ポタリと涙を落とし、頬を伝い枕を濡らす。
上半身は力無くベッドに沈んでいる。
やめてやめてと懇願はするが、ブブブ…と震える機械は止まってくれない。
「…っ、ぅず、さあん、っ」
必死に呼びかけ、なんとか声を絞り出した。