第68章 ヨルナミとおバカ主人公25
ヨルナミに殴られ無事に記憶を戻した涼子はある物を取り出す。
「そういえばヨルナミに見せたい物があったのよ!」
ヨルナミ「……まさかヒモロゲの脱ぎたて褌とかじゃないでしょうね?それで『褌に付着している謎のシミがヨルナミの顔に見えるから見て〜!』とか言うなら遠慮します。」
「いやいや、ヒモロゲの褌とか触るの無理だし!謎のシミが付着してたら尚更無理よ!」
ヨルナミ「…では何ですか?」
「ふふふ…超びっくりするからね〜!!これよ!!」
ヨルナミ「…なっ!?何ですか!?それは!?」
「何だと思う?」
ヨルナミ「………男性のある部分の模型とか?」
「いやいや、食べ物だし!」
ヨルナミ「は!?そなたは……とうとう人間の体の一部まで食べるようになったのですか?」
「いや、そもそもチ◯コじゃないし?松茸だし!」
ヨルナミ「松茸??」
「キノコだよ!日本では高級品なのよ〜!」
ヨルナミ「妙な形をしたキノコですね…。」
「ん?ヨルナミが喜ぶと思ってわざわざ一番チ◯コっぽい形の選んで買ってきたのよ?」
ヨルナミ「喜びませんから!!」
「まぁまぁ!美味しいから食べようよ?」
ヨルナミ「……それが本当に美味しいのですか?」
「美味しいんだって!匂い嗅いでみてよ?」
涼子はヨルナミの顔に松茸を近付ける匂いを嗅がせる。
ヨルナミ「……あぁ…確かに…なんか良い香りがするような…。」
「でしょ?ほら、もっと嗅いでよ?」
涼子はヨルナミに松茸を渡す。
ヨルナミ「……うん。やはり良い香りで……そなたは何をしてるのです?」