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短編(アラタカンガタリ )

第64章 学パロ 〜逆ハー?ver〜恋人


「クグラお兄ちゃん……あの…涼子を…クグラお兄ちゃんの恋人にしてくれますか?」
クグラ「…もちろんだ!つーか、俺から言いたかったから言うな?……涼子、俺の彼女になってくれるか?」
「…うん!クグラお兄ちゃん…大好き!」
今度は涼子からクグラに抱き着いた。
エト「涼子、クグラ……よかったな。」
「エトお兄ちゃん、涼子の背中押してくれてありがとう。」
クグラ「兄さん…いいのか?兄さんも涼子の事好きなんだろ?」
エト「俺は妹として好きだからな。大好きな弟と妹が一緒になるならこれ以上に嬉しい事はない。」
「エトお兄ちゃん…ありがとう。」
涼子はエトに抱き着いた。
そして夜、両親にこの事を報告する事にした。
父「なにー!?クグラと涼子が恋人だ!?」
母「あら〜、とうとう付き合う事になったのね。」
クグラ「母ちゃんは驚かないんだな。」
母「だって昔から涼子!涼子!って喧しかったし?いずれは付き合うだろうと思ってたわ。」
父「パパは認めんぞ!」
クグラ「なんでだよ!?」
父「スケベなお前と付き合ったら、あんな事やこんな事吹き込まれて涼子が汚れてしまう!」
クグラ「息子に向かってそりゃねぇだろ!?」
エト「そうだ!それにクグラはそんな汚れてない!」
父「汚れてるだろ!?エロ本隠し持ってるのを父は知っている!」
「パパ…涼子がクグラお兄ちゃんと恋人になれたの喜んでくれないの?涼子、クグラお兄ちゃんと恋人になれて嬉しいんだよ?」
父「…そんなにクグラが好きなのか?」
「うん!」
父「…パパよりも?」
「…うん。」
父「…パパ泣くよ?」
「ゔっ…」
母「ちょっとパパ!涼子を困らせるんじゃないの!」
父「だって…」
母「いいじゃない?クグラと結婚すれば他所にお嫁行く心配はなくやるわよ?」
父「……おぉ!確かに!クグラ!涼子との結婚を認めよう!」
クグラ「スゲー単純。」
「パパ、ありがとう!(まだ結婚は早いんだけどな…。)」
こうして無事、両親にも付き合いが公認になったのであった。
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