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【東リべ】半間くん依存症
第7章 終
濃い煙草の匂いで目を覚ます。うっすらと目を開けると、半間くんが煙草をくわえて枕に背中を預けていた。
「よぉ、おはよ」
チュッと音を立てて、唇が触れ合った。
「煙草の味がします」
「嫌いか?」
「いいえ、これも半間くんの味です」
「変なこと言うな」
気を失う前、彼が自分の好意を受け入れてくれたことは嘘ではない。最初の優しいキスで、それを感じた。
彼の刺青の入った手に、指先だけ重ねる。彼は恋人繋ぎのように指を絡め直す。
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