第23章 扇揺 ※
「ぁぁああっ…ひぅっ……、あっ、あぁっ、や、だぁっ、いっ……あっぁあっ……!」
もはや窓から見えるなんて心配は頭から吹っ飛んでいるようだ。その表情は意識が朦朧としてきているように見える。
半開きの口から、突き入れる度に漏れるその嬌声が更に俺を高ぶらせ、更に意地悪をしてみたくなる。
「最高にそそる鳴き声だが………いいのか?あまり鳴くと、隣の部屋のあいつに聞こえるぞ?」
「………っ!」
「なぁ、せっかくだから聞かせてやろうか。お前が俺のものだと、わかりやすく教えてやろう。」
ナナの中が激しく蠢く。
今日のナナの様子がおかしいのは、あいつが関係していることは明白だった。
充血して勃起したナナの秘芽を親指で一定間隔でわずかに擦り、更に鳴かせる。
「―――――――あっ、そこ、や、ですっ……あ、あ…ひぁっ、あぁっ―――――…」
ナナは身体を反らして簡単にイった。
「……まだだぞ、ほら、まだイけんだろ。」
ガクガクと声も出せないまま身体を激しく揺さぶられている。窓がガタガタと音を立てる。
横の部屋であいつが聞いてりゃいい。
あいつがナナで抜いてる横で、俺がナナをイき狂わせてやる。
「―――――――最高にそそるな。なぁナナ?」
「う……あっ……ぁぁあっ……リ、アしゃ………もう…っ、い、………っっ……!」
「あぁ――――――一緒にイこうな、ナナ。」
俺は一層深くナナの中を堪能し、突き上げ、ナナの顔や髪に歪んだ欲望の塊を吐き出した。