第18章 聖夜　※

まるで触られることを期待しているように、薄桃色の先端が主張していて、俺はそれを舐め上げる。

まるで俺の脳内を痺れさせる薬でも出ているんじゃないかと思うほど、興奮する。口に含み、口内でゆっくりと転がし愛でる。



「あ、は………っ………やぁ………っ……！」



ナナの身体がビクッと震え、呼吸が早くなる。

匂い立つような、俺の欲望を増幅させる雌の匂いがする。ナナの身体を滑らせた指を、その匂いの元へと運ぶ。そこはもうすでに下着の意味をなさないほどに濡れていた。



「おい、脚、抜け。」

「…………。」



下着を脱がせようと声をかけると、驚くほど素直に脚を折り曲げて応じる。



「………随分物分かりが良くなったな。」

「だ………って………！」



溢れるほどの愛液を指に絡め、秘部をなぞる。



「………ふぁっ……………っ！」

「欲しくて仕方ねぇって顔だな。」



俺は中指をゆっくりとナナの体内に埋めて行った。

中は熱く蠢いて、まるで生き物のように絡みついてくる。



「………やぁ……っ……、リヴァ、さ……なに………っ……………！」



体内を指で探られる初めての感覚に戸惑いながら、ナナが目に涙を浮かべて俺を見つめる。



「お前の中に、俺の指が入ってる。」



「っ………言わな、いでっ………！」



「お前が何って聞くからだろうが。」