第60章 慕情 ※
「ぁあっ……やっ、あ、…っ……おく……っ……ぁあ……っ……。」
「たまらないな……っ……その乱れた、顔が……っ……!」
一定の感覚でナナの悦ぶ場所を突くと、ギュッと圧縮するように膣内が強張った。
「―――――イくのか?」
「あっ……わか、ら、な……っ………きもち、いい……っ……!」
分かりやすくイけるように、指に唾液を絡めてからナナの可愛く充血して勃った花芯を弄ぶと、ナナは絶頂の入り口にいることを自覚した。
「――――あっ、だめ……っ…ぅあ、や、い、く……っ……!」
ナナの声に合わせて強く腰を打ち付けると、背中を大きく逸らしてナナは達した。
奥でイったか。
勃起した花芯がひくひくと痙攣している。あまりにいじらしくて、俺は自身を一度引き抜いて、ナナの腿を大きく開いてそこに顔を埋めてむき出しのそこを舌で転がした。
「――――ひぅっ!!」
欲の塊を今まで受け入れていたそこは喪失感を漂わせてひくひくと蠢き、愛液を滴らす。
ひだを舌先でかき分けて舐め上げ、震える花芯を舌で弾くと、その度にナナの体が跳ねた。俺が腿の間に顔を埋めるその姿に興奮しているのか、恍惚とした目線を降らせてくる。