第1章 始まり
別れと怒りVS黒死牟
夜私はのんびり散歩に出かけた。家にいた家族が殺されかけているということにさえ気づかずに。
帰ってみるとあたりは血によって真っ赤に染まっていた。
そしてその血の海を築いたらしき元凶の方を向くと目に上弦弌と書いてあった。こいつは間違いなく黒死牟だ。日輪刀を持ってないし最悪だ。
黒死牟「お前は鬼にならんか?見たところかなり場数と努力をした感じが溢れ出ているぞ。」
灯「断る。家族を殺してなければ迷ってたが殺したのであれば仇を討つのみ。」
そうかでは戦おう。拾肆ノ型 兇変・天満繊月
星の呼吸陸の型流星流し
ほうこれをいなすとは。想像以上。
星の呼吸1の型流れ星
瞬時に避けようとしたものの斬撃が命中した黒死牟。
妙だな。再生しない。
2の型五芒星
月の呼吸捌ノ型 月龍輪尾
何度も撃ち合い続ける両者の戦いは突如やんだ。
夜が開けかけているからである。
黒死牟またいつか戦おう。ではさらばだ。
そう言い残し黒死牟は撤退した。