第6章 本音
「だ、大地さん!」
「どうした?」
「ももちゃんのことなんですけど…」
「ん?」
「ももちゃんの教科書がゴミで捨て場に捨ててあって…」
「それ本当に百瀬のなのか?」
「絶対そうです!ほら見てください!!」
百瀬ゆいなと記されていた
「……ももちゃん大丈夫ですよね、?」
「どういうことだ?」
「最近様子おかしかったじゃないですか!部活に来るのも遅いですし…」
これは言わないだけでみんな薄々気づいているのかもしれないな
部活後にみんな集めるか
「…ということなんだが百瀬のこと何か知らないか?」
「今日ジャージだったのはそういうことだったんですね」
「本人は初めてだと言ってるがたまたまなはずがない、前から嫌がらせはされていたはずだ、何か気になることがあれば教えてほしい」
「そういうのって及川さんとかが知っているんじゃないんですか」
「残念ながら及川は何も知らない」
「そんな嘘信じませんよー!」
「そうっすよ!ももちゃん及川のこと大好きじゃないですかー!」
なかなか信じないから及川に電話をかけた
「もしもーし澤村くーん?珍しいねー!どうしたのー?」
「おう、ちょっと話があってな」
「なになにー?練習試合したいとかー?」
コイツは能天気な奴だなと思ってため息が思わず出そうになる
「徹」
「ん?どうしたの?今電話中だから急ぎじゃないなら後ででいい?」
「あのね、岩ちゃんと荷物取りに行ってくるね」
「うん、いってらっしゃい……で、ゆいなちゃんの話でしょ」
「気付いていたのか」
「当たり前でしょ、ゆいなちゃんいないから今のうちに聞くよ」
今日の出来事を話すと
「嘘でしょ……なにそれ許せないんだけど?誰がやったの?」
「それが俺たちも見えなくてさ」
「チッ」
及川は本気で怒ってしまったようで舌打ちまでしだした
「徹おまた…なんか怒ってるの、?」
「及川、ゆいなの前でなんて顔してんだよ、ブサイクだな」
「うるさーい!もう!!…ごめん切るね、また連絡して」
「おう……ていうわけだ」
「及川にも言わないってさすがももちゃんだべ」
「よっぽど及川に心配かけたくないんだろうな」
「心配っすね」
「だからこそ百瀬のことを教えてほしい、小さなことでもいいから教えてくれ」